2009年10月18日

SOUS LA PLUIE EN HIVER


Je ne sais pas du tout sur cet homme
et je ne me suis jamais lui salue,pas du tout
Ce que je me rappele,c'est le costume noir,
le parapluie tordu,la valise d'argent que tu tenais
soigneusement,c'est tout.

Ce jour-la, il pleuvait a Montparnasse
J'etais dans le cafe comme d'habitude
La pluie frappait la rue sans cesse
les gens passaient par la bouche du metro sans arret
Tu etais toujours la pret a partir
En restant a la bouche du metro, Tu voulais partir a quelque part?
Tu venais de revenir d'un voyage?
de quitter ou d'aller chercher querque chose?
Pourquoi tu restais la?
Quesqu'il y avait dans ta valise?
Je ne savais rien
La pluie desorientee tombe sous une rangee de marronnier nu
et la ville en hiver et toi,disparaissent sous la pluie tout a l'heure

Cinq ans apres, je me souviens quelquefois de cet homme
Et je souhaite qu'il ne reste pas a cet endroit
qu'il meme une vie douce avec quelq'un tendre
Peut-etre qu'il etait moi qui ne pouvais ni aller ni revenir
Je me souviens que c'etait peut-etre mon petit coup d'ailes
avec un regret amer.


  冬の雨の中で                                                     
僕はその男について何も知らない。ただの一度も、挨拶さえ交わ     
したこともない。僕が覚えているのは、黒づくめの衣装、折れ曲が     
った蝙蝠傘、いつも大事に抱えていた銀色のスーツケース、それだ
けだ。

その日もモンパルナスは雨だった。僕はいつものカフェにいた。
とりとめもなく舗道をたたく雨。メトロの入り口を人々はひっきり
なしに通り過ぎる。君はいつもそこにいた。旅立ちの支度で。メト
ロの入り口に佇んだままで、君はどこかへ行こうとしていたのか。
それとも旅から帰ってきたところなのか。何かと別れてきたのか、
何かを捜しに行こうとしていたのか。何故君は佇んでいたのか。君
の大切なスーツケースには何が入っていたのか。僕には知る術もな
かったが。
 裸になったマロニエの並木に途方にくれたように雨が降り、冬の
街も君もやがては雨の中に消えて行く。

あれから五年、僕は時折その男のことを思い出す。そして、男が
いまでもあの場所に立っていないことを願う。暖かいひとのそばで
ごく普通の暮らしをしていることを。君は僕であったかもしれない。
行くことも戻ることもできなかった僕の、どうしようもない小さな
羽ばたきであったかもしれないと、苦い悔恨と共に思い出すことが
あるのだ。            

ニックネーム アドリアナ at 23:20| Comment(27) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ことば

IMGP3422.jpg 

               

風に乗って飛んできた
匂いのように流れてきた
枝にひっかかっていた
だれかさんの胸にささっていた

木の葉?
かぼちゃスープ?
凧?
それともナイフ?

見失ったもののように
ことばを探すことがある
あなたは
ことばではないのに

ニックネーム アドリアナ at 23:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

この夜を越えて 

IMGP3242.jpg

明日の明るい太陽に
であうためには
この夜を越さなければ
途方もなく暗く
厚い夜の壁を

 

  

ニックネーム アドリアナ at 23:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

富田林寺内町の旧杉山家

IMGP3890.jpg

富田林寺内町の旧杉山邸へ行ってきました。和の建築も良いものですね。縦と横のくっきりした線、それを和らげるように射してくる光と影。空間に不思議な佇まいがあり、それが洋風の建築にない美を感じさせ、かえって大変モダンな感じがしました。


IMGP3877.jpg
ニックネーム アドリアナ at 21:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

水の獣

IMGP3300.jpg



こころは
一枚の海

いつだって
とりとめもなく
広がってしまう

わたしという
身体から
はみだそうとする

柔軟だけど
荒々しい
水の獣



(写真はボルドーの近く、ピラ砂丘から見た海です。途中に中州があり、その向こうに大西洋が見えます。)




ニックネーム アドリアナ at 21:18| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

ボルドーの公園

IMGP3374.jpg

ボルドーの公園です。ボルドー出身の作家、フランソワ・モーリアックの像がありました。ピカソの絵ほどではないですが、かなりデフォルメ(!?)されていたせいか、大変スマートなお方でした。


IMGP3380.jpg
ニックネーム アドリアナ at 23:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

永遠

IMGP3100.jpg


永遠



こうして
世界が始まった

アダムはイブを
イブはアダムを
心底愛してしまったので

永遠にむかって
長い砂浜を
歩き出したのだった


IMGP3121.jpg



 






ニックネーム アドリアナ at 00:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月19日

夏の窓

IMGP3567.jpg


夏の旅行で泊まっていたプチホテルの窓から写した写真です。フォーブール・サントノレの通りに面したホテルでした。窓に映った青空がとってもきれいでした。パリなのに南仏のような青空。





IMGP3575.jpg
ニックネーム アドリアナ at 22:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

愛について

IMGP3519.jpg


愛について     



初めにことばがあったと
誰か信じてくれるだろうか
ことばのなかに
わたしは見つけた
限りなく広く深い
そして永遠であるひとつの場所
悲しんでいるみずうみのようでもあった
静かに降り注ぐ木漏れ日のようでもあった
懐かしい夕べの鐘の音のよう
けれど何より
絶望から起き上がった
木のようであった

それからことばがあったと
誰か信じてくれるだろうか
たくさんのことば
木々の梢のざわめきのような
ぽとぽと と落ちる
水滴のような
ふつふつ とわき上がる
希望のような
時には負傷した
戦士の呻きのような
けれど何より
暖かい南風のような
世界に触れては
また遠ざかることばの
ざわめきときらめきの
彼方

ああ あなたはいた
道端の一輪の花のように
ただ無心に陽をあびて
激しい嵐に言葉の落ち葉が
すっかり吹き飛ばされたあと
しんと静まりかえった世界に
たったひとつ
残ったことばを伝えるために

愛している・・・と



ニックネーム アドリアナ at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

奇跡

奇跡

IMGP2978.jpg


一日の初めの 
小さな期待
一日の終わりの 
小さな祈り

ことなき日の
ことなき風に
揺れて在ることの
しあわせ

ああ

ひまわりが
いっせいに咲いている

 

ニックネーム アドリアナ at 20:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

posted by 269g